6歳が夢中になる絶対に買うべき絵本 5選
6歳が夢中になるのはどんな本?
6歳になると、ひらがなやカタカナ、簡単な漢字が読めるようになります。
すると、今までは読み聞かせてもらうことが多かった本を自分で読むことができるようになり、読書の世界が一段と広がります。
我が家の長女は、本当に小さい頃(それこそ、こんなの意味があるんだろうかと思うレベルの赤ちゃん期)から、根気よく絵本を読み聞かせてきた甲斐もあって、なんだか静かだなあとその姿を探すと本を読み耽っているということがよくあるほどに、本好きな子に育ちました。
やっぱり、わかってるのかわかってないのか、いや絶対わからないだろ!的な時期からの読み聞かせって、ちゃんと意味があるんですね(笑)
そんな愛娘が一回と言わずに何度も手に取り、黙々と読み耽っては、その本の内容を私に事細かに説明してくれる、そんな夢中になった選りすぐりの本を紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのはこちらの五冊です!↓
- わけあって絶滅しました。
- 空からのぞいた桃太郎
- MINITURE LIFE 2
- 宇宙のすがたを科学する
- 365のみじかいお話
それでは、それぞれの本をご紹介していきましょう!
わけあって絶滅しました。
既にカバーも外れてぼろぼろです(笑)
これはもう鉄板の鉄板と申しますか、かなり話題になった一冊ですね。
動物たちの観点からの切なくもいたって真剣な生存をかけた戦いと進化をコミカルな主観的口調で描いた辞典的一冊。
これは、子供はハマります。気がつけば、親の私も絶滅した動物に詳しくなるくらい、この本で得た知識をワクワクしながら話してくれました。
今までは読み聞かせ中心の受動的な本の世界が、自ら読み、学ぶという主体的な本の世界へと広がっていくきっかけになる一冊になること間違いなしです。
空からのぞいた桃太郎
"鬼だから殺してもいい?"
この衝撃的な帯に惹かれて、即購入しました。突きつけるような問いかけは、子供にも大人にも届く痛烈なメッセージを感じました。
桃太郎は誰もが知ってる昔話ですが、鬼退治は本当に正義なのか、めでたしめでたしの話なのか、という問いかけをどちらか一方の視点からではなく空から俯瞰する形で描くことで投げかけています。
印象的なのは、桃太郎たちが鬼退治のために鬼ヶ島に上陸したシーン。鬼たちはいわゆる悪者らしく金銀財宝の山を前にうへへと酒盛りしているのではなく、人間たちと同じように、"生活"をしているシーンです。商いをする鬼がいて、買い物をする鬼がいて、それは人間と何ら変わりはなく、鬼たちからしたら平和な日常を奪いにきた言わば殺戮を目的とした侵略者なのです。
この絵本はひとつの自分たち側からの都合の良い解釈を覆す作品です。子供たちはこれを読んでどう感じるのでしょう。正義は絶対的なものなのか、それとも、主観的で各々の都合の良い解釈に過ぎないものなのか。
親子で読み、考えるきっかけとなる素晴らしい作品だと私は思います。
MINITURE LIFE 2
この一冊は美術館に行った際に物販コーナーで購入したものです。
身近なものがミニチュアの世界で擬態して登場するのですが、その発想が可愛くユニークで、思わずクスッと笑ってしまうのです。
ありふれた日常のものでも、ミニチュアの住人たちとコラボすると、それはまったくの別物になります。
そんな写真を眺めながら、子供たちはクスクス笑い、「ブロッコリーがねー!!」と楽しそうに話すのです。ページをめくっては、そこで出会うミニチュア写真にわくわくドキドキ。そんな楽しい一冊です。
宇宙のすがたを科学する
宇宙、それは紀元前の時代から人を魅了してやまない。
そうです。あの見上げる夜空の星たちの美しさときたら、何にも代えがたい美しさがありますよね。
宇宙大好きなんです。
宇宙宇宙と私が語るせいで、子供たちもすっかり宇宙好きになり、宇宙のあれこれで盛り上がるのが我が家のお決まりの話題となっております。
そんな環境下で育った娘はこの「宇宙のすがたを科学する」を私の思惑通り愛読書として読み、真剣そのものの表情で、時には図解つきのメモを作成し、人類が平な地球を想定していたところから、どのように地球は丸いという事実に到達したのかということやらなんやらをふむふむと学んでは、その収穫を話して聞かせてくれるのです。
6歳児には少々難しい内容なのは確かですが、成長と共に徐々に理解を深めていく、という本が一冊あっても良いのではないかと、娘のこの本に対する姿勢を見ていると思うのです。
365のみじかいお話
こちらの本は題名どおり、365日分の短いお話が入っております。
1月1日から12月31日まで、日付ごとに物語があり読み聞かせに困ることはありません!
日本昔話から、世界の童話まで、数々の物語が泣けるお話、面白いお話、ためになるお話などのカテゴリーに分けられているので、気分に合わせて読見たいときも、その選択に迷うことはないのです。
とはいえ、うちでは毎日の読み聞かせよりも、娘たちが開いたページのイラストを見て、「これ読んで!」と持ってくるのがほとんどのパターンです(笑)
3分から5分で読めてしまうので、忙しくても子供との読書時間を持つことができ、また、365作品も入っているので、長く楽しむことができます。
ちなみに、我が家ではこの本を購入してからおよそ3年が経ちますが、まだ全ての物語を制覇していません(笑)
まだまだ楽しめそうです。
いかがでしたでしょうか。
以上が私のおすすめする6歳の子が夢中になる絶対買うべき絵本 5選でございます。
本は心の財産になります。
ぜひ、みなさんもこれらの素晴らしい本たちを親子で読んでみてはいかがでしょうか。
今度の絵本関連の記事では4歳の娘が夢中になる本や、娘たちがベイビーだった頃に受けがよかった絵本、大人の私が大好きな絵本、等々を紹介していきたいと思いますので、いましばらくお待ちくださいませ。
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みなさまが良い本と出会えますように。
by嫁